医学の英語はこんなにカンタン

医学の英語は、ふつうの英語とは別物、ずっとカンタン。それを書いていきます。

番外編、ひとつの単語の意味はひとつ

 controlで見たように、いくつもの意味があるように見えて、実はひとつの単語の意味はひとつです。意味というより、イメージと言えばいいのか、かなり抽象的なイメージを同じくするものは、同じ単語で表すことができます。


 たとえば、application 
 貼付薬、申込書、応用、塗布などずいぶんさまざまな意味があるように見えますが、実はひとつのイメージで把握することができます。


 そんな時に役に立つのがやまとことばです。


 あてがい


 何等かの目的があって、それにあてがうのが応用、
 痛いところ、傷などのあてがうのが、塗布、貼付薬、
 何科を申請しに来たひとにあてがうのが申込書です。


 では、battery 
 ピッチャーとキャッチャー、
 電池
 鶏の産卵用ケージ


 なんともバラバラな意味のものを集めたように見えますが、


 基本的には「やりとり」のイメージです。
 野球では球のやりとりをし、
 電池はイオンのやりとりをし、
 産卵用ケージでは、餌と交換に卵のやりとりをします。


 英語の単語と日本語の単語は1対1の対応をしません。


 ですが、イメージで捉えれば、ひとつのイメージとして対応します。




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