医学の英語はこんなにカンタン

医学の英語は、ふつうの英語とは別物、ずっとカンタン。それを書いていきます。

効果は effect か

医学の英語はこんなにカンタン
医学の英語はこんなにカンタン
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 効果は effect か。
 たしかにそうです。ただ、この語はやや概念的、抽象的な感じがします。


 何らかの治療を実施して、効果が得られたという場合には、response の方が具体的に得られた効果という実感があります。


 response というと「反応、応答」と覚えている人が多いと思います。治療をしても何も変化がないことがありますね。その場合は response がないわけです。うんともすんとも言わない、びくともしないなどの感覚です。治療をすることによって、何か返ってくるものがあるかどうかということで、「手応え」のようなものです。


 Response to therapy was obtained. 治療効果が得られた。


 ところが、人間の頭というものは中学時代の若い脳に刻まれたことをなかなか覆しにくいらしく、そのときは納得しても、時間がたつと、response はまたもとの「反応、応答」に戻ってしまうのが残念です。


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