医学の英語はこんなにカンタン

医学の英語は、ふつうの英語とは別物、ずっとカンタン。それを書いていきます。

英語にしかない文型 医学では使わない

たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる
たった2つのことをイメージするだけで、英語の冠詞がわかるようになる
Independently published

 学校で
 We gave him a book. を受け身にすると
 A book was given to him.か
 He was given a book.
 になると教わったと思います。by us は省略できるとして。


 ところが、この He was given a book. のように間接目的語を主語にする受け身の形はヨーロッパ広しと言えども、英語にしか存在しない不思議な形なのです。


 医学では英語でもこの形は使いません。


 We gave the patient aspirin.
 であれば、
 ✖ The patient was given aspirin.
 〇 Aspirin was given.  これでいいです。to the patient は要りません。


 なお、これよりも Aspirin was administered. が好ましく、自分たちでしたことですので、形は受け身でも「アスピリンを投与した」と捉えます。



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